3月1日(月)「令和2年度 第73回北海道浦河高等学校 卒業証書授与式」を挙行いたしました。
今年度生徒たちは、休校や学校祭の中止など、制限のあるなかでの学校生活を過ごしてきました。
それでも「このような状況だからこそ、できることはないか。」生徒会執行部を中心に、後輩を巻き込みながら考えてくれたのがこの年次でした。
当日は壇上の様子をスクリーンで映し、卒業証書を受け取る姿や送辞や答辞が、来場者全員に見えるようにしました。
119名全員が、入学したときからは想像できないほど、凜とした姿で卒業証書を受けとり、新たな一歩を踏み出しました。
卒業生代表として答辞を贈った三好凌太郎くんは、次のように話しました。
「多くの人に助けられて今日を迎えることができました。少しの勇気を出して積極的に周囲の人と関わり、そしてその関わりを発展させていくこと。すなわち、人と関わり合い、お互いに助け合うことで難局を乗り越えられることを、私はこの3年間で学ぶことができました。」
これからはそれぞれの道を歩んでいくことになりますが、その先でも人とつながりを大切に、「愛される人間」になってください。
改めまして、卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
卒業生の皆さんがそれぞれの舞台で活躍されることを祈念いたします。
これからは浦河高校の同窓生として、後輩たちの活躍を応援してください。