ちょっと気を許していると、もう5月が過ぎ、6月を迎えようとしています。
1年次生もすっかり制服が板に付き、颯爽と高校生活を送っています。
先月、生徒総会が行われ、本年度の生徒会活動の諸方針や会計予算などが承認されました。70回目を迎える学校祭のテーマも承認されましたね。
今年の浦高祭全体テーマは「環(たまき)」だそうです。
「環」には、とりまく、めぐる、かこむ、一点を中心として回転する、などの意味があり、さらに、古代中国で高位の者が身に付けた装飾品を意味するそうです。
「玉」「環」「玦」など宝玉の種類の違いについては、国語の授業で、「項羽と劉邦」の件(くだり)を勉強する時に教えてもらって下さい。
とてもいいテーマだと思います。
生徒の皆さんが選挙で選んだ代表を中心に高校生活が回転する、とか、自分を取り巻く環境について意識を高めるとか、貴重な宝物を手に入れるとか、なにか、学校祭に賭ける思いが伝わってくるようですよね。
高体連では、各部活動ともすばらしい試合を展開しました。保護者の方も本当にたくさんの方々が応援に駆けつけて下さり、熱い応援を送っていました。結果は本校We bページに掲載されているとおり、みごと全道大会に進出した部、惜しくも、ほんとうに惜しくも全道大会進出を逃した部と様々ですが、結果の重要さもさることながら、どんな価値観が身に付いたかも大切なことです。
3年間部活動を頑張りました、では、もったいない。そんな生徒は全国ごまんと存在します。あなたならではの部活動の意味、価値、浦河高校だったからこそ手に入れられた経験、これらについて、じっくり考えてみて下さい。
高体連における数々の戦歴は、どうぞWebページからご覧下さい。
(最新の情報をほぼ毎日アップしておりますので、どうぞ毎日チェックして下さい。)
さて、6月17日(土)は浦河高校吹奏楽局第21回定期演奏会が予定されています。
私は、残念ながら今年は不在なのですが、どうぞ多くの方にお越し頂きますよう、お願いいたします。