浦河で初めて年を越しました。初日の出は見られませんでしたが、静かな静かな元日でした。早朝に近所の神社に初詣に出かけましたが、全く参拝の方もおらず、境内を独り占めして、心を落ち着けてお参りをすることができました。
冬休み中、生徒は様似小学校や浦河小学校、浦河一中で学習サポートを行いまいした。小学生や中学生のお役に立てたかな。むしろ、サポートさせていただいた高校生にとって、とても大切な体験の機会になりました。将来、教師を目指す生徒ばかりでなく、どのように工夫したら相手にわかってもらえるのか、伝わるのか、これはとても難しいことです。相手意識。これが大切ですよね。
1月15日には新ひだか町で開催された「ビブリオバトル」に、本校図書局の二人が出場し、1年生の小野松さんが、高校生の部で一等賞になりました。初参戦でお見事!
さて、来月は様似町と浦河町で本校文化部の作品展示会が行われます。浦河会場では今年は茶道部も参戦。来場者にお茶を振る舞うことになっています。詳しいご案内は本校Webページをご覧下さい。
また、美術部の北川君が、なんと個展に挑戦。数々のコンクールで入選した作品などを、浦河町図書館前のホールで一挙公開するそうです。浦河高校も個展の成功を全面的にバックアップします。(詳しくは町内全戸配布しておます「浦高だより」または浦河高校WEBページをご覧下さい。)
浦河高校では、このように、生徒が地域の中で活動する機会を大切にしています。地域の方達と対話したり、企画運営したり、発表したりする場面を経て、社会の中で人と繋がっていく力をどんどん高めてもらいたいと思っています。
今年は、そういった力を結集して、「課題研究」に挑戦します。地域の方との対話や関係機関による専門的な見地なども踏まえて、より有意義なテーマを設定し、有効なデータ収集や説得力のある仮説、研究手法、結論や意見、主張に結びつけられるよう学校を挙げて取り組みます。
生徒がよりよい生き方をイメージし、社会とどのように繋がっていくのかを考え、繋がるための資質や能力をしっかり身に付けてほしいと思っています。
そうして、さらに、人を結びつける力にまで発展できれば、若い力で地域に活力をもたらす原動力になるとも考えます。
1年の始まりにあたり、今年の抱負をお話しいたしました。
本年もよろしくお願いいたします。
追記
昨年末より、浦河高校では学校から保護者の皆様へのお知らせを確実に行うため、「浦河高校情報メール」の配信を始めました。臨時休校等の緊急連絡をはじめ、ご家庭へのお知らせやお願い、大会結果の速報など、直接、保護者の皆様に迅速に情報が届きます。是非、ご登録頂きますようお願いいたします。
登録方法などの詳細は、生徒を通じてプリントを配布しておりますので、ご確認下さい。