6月15日(木)に1年次生を対象に職場見学・上級学校見学を実施しました。
職場見学では、柳月と日本航空に見学に行きました。
柳月では、働くことについて講演を受け、接客の実演を見学しました。講演では常に目標を持つことの大切さ、また、実演ではただ手際よいだけではなく、お客様の気持ちにたって接することの大切さを学びました。
午後は日本航空様より帯広空港で飛行場を近くで見させていただき、その後実際に空港で働いている整備、搭載、旅客の三名から仕事について学ばせていただきました。
また、体調の問題から帯広に参加できなかった生徒に、ICT教材を用いて学校から見学を行いました。
上級学校見学では、札幌大学と北海道大学、ハイテクノロジー専門学校に見学に行きました。
札幌大学では、最近の経済についての模擬授業を受け、最新のIT器具を用いたモーションの実演や3Dプリンタを用いた工作を生徒達は楽しみました。その後は学食体験と施設見学を行いました。
北海道大学では、工学部を見学しました。学部学科研究室の多さや大学の学生数が浦河町の人口より多いことなど規模の大きさに生徒達は驚いていました。その後、研究室を見学し、学生や院生から先端研究について個別にお話を聞きました。
北海道ハイテクノロジー専門学校では、医療系・動物・保育などの分野で見学しました。学校で飼っている動物に触れたり、歯科・針灸など専門的なことも見学することができました。
生徒たちの感想からは「他人の幸せのために、まず自分が幸せでいることが大切だという話が心に残った」「どちらの職場も自分はプロであるという意識をもって、また、自分の仕事に責任をもってやる仕事だということが分かった」「施設がとても綺麗で驚き、環境が整ったところで勉強できるのは良いなと感じた」「マイクロチップの研究をしている研究室に入って色々な話を聞いたときは、こうやって研究している人がいるから、医療などがどんどん発達しているんだと思い、改めてすごいと思った」などここでしか学べないことを学ぶことができたようです。
この経験をきっかけとして、今後とも生徒たちのキャリア観を広げて行きたいと考えています。
今回、本校生徒たちを受け入れていただいた柳月・日本航空・札幌大学・北海道大学・北海道ハイテクノロジー専門学校にこの場をお借りして改めてお礼申し上げます。